燃費が悪くなった

近頃、燃費が悪くたったなぁ・・・という場合、原因としてエンジンを疑う前に、空気圧や荷物の積み過ぎやガソリンの種類など先に疑うべきことがいくつかあります。

タイヤの空気圧不足

IMG_4912クルマの燃費に大きく影響するタイヤの空気圧、タイヤの空気圧は時間がたつと自然に低下してくるため、本来1か月に1回のチェック&補充が推奨されています。しかし、こまめにチェックし補充するドライバーは少ないのが実情です。セルフのガソリンスタンドが普及してからというもの、空気圧をチェックすること自体が忘れ去られ、車検や点検の時に一緒に空気圧もチェックしてもらうというクルマが多くなっています。

タイヤの空気圧が指定空気圧よりも30%低下した状態で走行すると、燃費は8%ほど悪化するという実験結果もあります。燃費が悪くなったなと感じたら、まずは、タイヤの空気圧を最近チェックしましょう。

クルマに積んだままの荷物

クルマは加速と減速を繰り返して走行する乗り物で、加速時にはエンジンで多くの燃料を消費します。クルマに多くの荷物を積んでいると、重くなったクルマを加速させるためにはさらに多くの燃料を消費することになります。

理論上では、クルマの重量が1割重くなると、加速に必要な燃料もそれに比例して、1割多くなります。ハイブリッド車の普及などもあり、近頃は燃費が向上したため、燃費の細かな変化を気にすることが少なくなりましたが、クルマから無駄な荷物を降ろしておくことで燃費の悪化を防ぐことが出来ます。

ガソリン(燃料)の種類(成分の違い)

DSC03828クルマ用の燃料の種類としては、レギュラーガソリン・ハイオク・軽油の3種類がありますが、同じレギュラーガソリンやハイオクと呼ばれるものであっても、石油会社やガソリンスタンドによって含まれる成分や品質が微妙に違います。

品質管理が徹底している近年の日本では、粗悪ガソリンなどは見ることも・聞くこともありませんが、CO2削減のエコ燃料として「バイオガソリン」というレギュラーガソリンを扱うガソリンスタンドが見られるようになりました。バイオガソリンとは、ガソリンに植物由来のエタノール燃料を混ぜたもので、細かくはETBTやE3などの種類があります。

バイオガソリンをクルマに使用することは全く問題ないのですが、バイオガソリンにしたら加速がわずかに遅くなったり、燃費が僅かに悪くなるという報告も多く聞かれます。これはガソリンよりもエネルギー量が少ないエタノールが含まれているためと思われます。

バイオガソリンは、普通にガソリンスタンドでレギュラーガソリンとして販売されているため、気づかず給油しているドライバーも多くいます。レギュラーガソリンがバイオガソリンであるガソリンスタンドでは、給油機や表示をよく見てみると「当店はバイオガソリンです」などと書かれていることが多いので確認しましょう。

点火系統や吸気系統の問題

スパークプラグの調子が悪くなることで、エンジン内での正常なガソリンの燃焼が妨げられ、燃費が悪くなることもあります。長年・長距離を走ったクルマではスパークプラグが汚れたり摩耗している場合があり、交換が必要な場合があります。

エアクリーナーの汚れやつまりがあり、空気の流れが悪くなることで燃費も悪くなることがあります。エアクリーナーエレメントの清掃や交換をする必要があります。

ブレーキの引きずり

IMG_1798その他の原因として、ブレーキの引きずりによる燃費の悪化も考えられます。ブレーキの引きずりが発生している場合には、燃費の問題どころではなく、ブレーキが利かなくなるなど、とても危険な状態で走行していることになりますので、早急な対応が必要になります。