ヴェロッサ(VEROSSA)のアイドリングが不安定

症状:

・アイドリングの回転数が安定しない。不規則に回転数が低下する。
・信号待ちでD(ドライブ)に入れブレーキを踏んだ状態でアイドリング回転数が低下する。
・D(ドライブ)でブレーキを踏んで停止した状態で、車体がブルブル不規則に揺れる。
・信号待ちでアイドリング中に突然、回転数が低下してエンストする。

対象車種:

・初代 ヴェロッサ(VEROSSA) 25・V25グレード・・・2491cc・5AT・FR
・型式 TA-JZX110
・販売時期 2001年7月(平成13年7月)~2004年4月(平成16年4月)

搭載エンジン:

・エンジン型式 1JZ-FSE (D-4 直噴)
・排気量 2491cc  水冷直列6気筒DOHC
・筒内直接燃料噴射装置(D-4)
・プレミアムガソリン(ハイオク)仕様
・D-4 直噴 超希薄燃焼

詳細:

新車登録から数年・走行距離が数万キロが経過してから、徐々に調子が悪くなるケースが多いようです。走行距離が少ない時に発生することはなく、走行距離が多くなり、新車登録から5年間・10万キロの保証期間が終わった後に発生することが多いため、保証期間が延長されるケースもあります。

これらの症状は、直噴D-4エンジンの特有の問題として、ごく一部のディーラや整備工場で知られていますが、一般的には知られていないため、悩まされるユーザも多くいるようです。このタイプのD-4エンジンを搭載した他の車種でも同様の問題が発生しているようです。

原因としては、長期間&長走行距離の使用により、エンジン内部に堆積したガソリンの燃えカス(カーボン)が正常な燃焼を妨げ、アイドリング回転数を不安定にするなどのトラブルを引き起こします。

また、この1JZ-FSEという型式のエンジンでは、一般のエンジンよりも少量のガソリンで走る超希薄燃焼と呼ばれる方式を採用しているため、燃費性能は非常に優れています。

しかし、新車登録からの年数が経過し走行距離を増えてくると、長時間のアイドリングなどの運転を行うとエンジンの吸気側に汚れが堆積してしアイドリング回転数が不安定になるケースがあることがトヨタからも報告されています。

特にインジェクション周りに堆積した汚れは、エンジン内部での正常なガソリンの燃焼を妨げ性能の低下を引き起こすのみでなく、不完全燃焼を引き起こすことでエンジン内部にさらに多くの汚れを堆積させ、さらに調子を悪くするという悪循環が繰り返されることもあるようです。

対策(解決方法):

エンジン内部の洗浄 (インジェクション・燃焼室・スロットルバルブ)やエンジンの分解オーバーホール

第1段階:強力洗浄系ガソリン添加剤によるエンジン内部の洗浄(簡単・低コスト)
(上記↑で解決できないときは↓第2段階)
第2段階:ディーラーや整備工場での吸気系統からの洗浄(数万円の費用)

第3段階:部品故障による可能性(スロットルバルブやセンサーなど)

第4段階:エンジンのオーバーホールもしくはエンジン交換

※強力洗浄系ガソリン添加剤は効果の弱い市販製品でなく、専用製品を使う必要あり。

参考:OH+PRODUCTS 強力洗浄系ガソリン添加剤

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